沖縄でホテル投資を始める場合、観光や宿泊ニーズの多いエリアに建設することが重要です。ここでは、観光客・宿泊客などのデータをもとに、ホテル投資に適した沖縄の人気エリアをご紹介します。
沖縄は多数の観光地・リゾート地を抱えているものの、エリアによって観光客や宿泊客のニーズが異なります。またホテルの建設数にも違いが見られるため、競争の激しさも変化します。
観光客数・宿泊客数などの人気度は、沖縄県が発表した観光統計実態調査のデータをもとに作成しています。同調査の概要・目的や調査期間・対象は次のとおりです。
【調査名】令和5年度観光統計実態調査
【調査項目】旅行者属性、旅行内容、消費額、主要離島調査、旅行の満足度等
【調査時期】令和5年5月から令和6年3月
【調査対象】※以下の通り
沖縄で観光客が多く訪れている人気のエリアは次のとおりです。
特に観光客が多いのは那覇市で、観光客の6割以上が訪問しています。中でも国際通りや公設市場などのショッピングエリアは人気が高く、多くの方が訪れているようです。また、本部半島や沖縄本島の海岸エリアも観光客に人気です。特に海沿いの観光施設は観光客が多く、ビーチや海浜リゾート、海洋博公園などが人気を集めています。
このほか、石垣島や宮古島などの島しょ部も観光需要が高めです。島しょ部は数日滞在する観光客も多いため、ホテルも根強い需要があります。
沖縄で宿泊客が多いエリアは次のとおりです(カッコ内は平均泊数)。
那覇など沖縄本島内にあるエリアは宿泊客が多い一方、宿泊日数は短い傾向が伺えます。南部や北部東海岸など、エリアによっては平均泊数が1日を割り込んでいます。
一方で石垣島や宮古島、周辺離島などは沖縄本島より宿泊客が少ない反面、平均泊数が長めです。上記にはありませんが、久米島も平均泊数は2.38日と長い傾向があります。島しょ部は観光客の移動が少なく、長期滞在になりやすい傾向が伺えます。
なお、宿泊客が多いホテルのタイプは以下のとおりです。
特に根強い需要があるのはリゾートホテルで、ほとんどのエリアで多くの宿泊客が利用しています。一方、那覇エリアはリゾートホテルのニーズが少なく、シティホテル・ビジネスホテルが人気を集めています。民宿やペンションは、本島周辺の離島(久米島除く)で需要があります。
このように、宿泊客のホテルニーズはエリアによって大きく異なります。ホテル投資を行う際は、エリアに合わせたホテルタイプを選ぶことが大切です。
沖縄でホテル建設が多いエリアは主に沖縄本島です。沖縄本島は観光客が多く、ホテルに対する根強いニーズがあります。那覇市はもちろん、名護市や読谷村など周辺エリアでもホテル建設が相次いでおり、エリアによっては供給が大きく増えることが予想されます。
一方、宮古島や石垣島のなどの島しょ部でも、ホテル開業が続いています。ホテルタイプはコンドミニアムやリゾートホテルなど多種多様ですが、全体的に高級路線を売りにしたホテルが多く見られます。
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