一口にホテルといっても、プールヴィラやコンドミニアム、シティホテルなど複数のタイプがあります。ここでは、沖縄でのホテル投資向きの施設をタイプ別にご紹介します。
コンドミニアムは、キッチンやリビングなどの設備が揃っているホテルのことです。主にリゾート地向きのホテルタイプで、マンションのように生活できる環境が整っています。そのため、短期〜長期の滞在拠点を確保したい方に適しています。
コンドミニアムの場合、部屋を利用する際は宿泊料金がかかりますが、通常より安価な料金で宿泊できます。一方、未使用時は客室として貸し出すことで賃料収入を得られます。
コンドミニアムのメリットは次のとおりです。
コンドミニアムタイプのホテルに投資すると、オーナーは特別料金で宿泊できます。中長期滞在に必要な設備が揃っているため、プライベートはもちろんビジネス拠点としても利用可能です。
また、収益物件として活用できるのもコンドミニアムの魅力です。部屋の維持管理はホテル運営会社が行うため、ご自身で部屋や設備の維持管理を行う必要はありません。
一方、コンドミニアムのデメリットは宿泊料金が必要な点です。滞在時は宿泊料金が発生するため、滞在日数によっては費用が膨らむ可能性があります。ただし割引料金が適用されますので、通常の宿泊と比較して費用は抑えられます。
リゾートヴィラは、大規模なプールを備えたホテルのことをいいます。他にも大浴場や遊技場、レストランなど、さまざまな設備を備えている場合もあります。主にリゾート地で見られるホテルのため、リゾート地でのホテル投資を検討中の方に適しています。
リゾートヴィラには以下のメリットがあります。
リゾートヴィラはプールなど上質な設備を備えており、高級路線でアピールしやすいホテルです。高級路線を前面に出せば、競合と差別化することができます。また、プールやレストランなどの多数の設備を備えているため、宿泊客にワンランク上のリゾート体験を提供可能です。
一方、リゾートヴィラはプールの維持管理が必要になるため、他のホテルよりランニングコストが高くなる場合があります。また、プールの設置スペースも確保しないといけませんので、ある程度の広さの敷地が求められます。
宿泊特化ホテルは、文字通り宿泊機能に特化したホテルのことです。ビジネスホテルやカプセルホテルが該当します。宿泊客の多くはビジネスパーソンやバックパッカーで、ホテルのほとんどは都市部にあります。そのため、市街地など都市部の土地を活用したい方に適したホテルタイプです。
宿泊特化ホテルのメリットは次のとおりです。
宿泊特化ホテルは素泊まりが中心のため、ホテルの設備は最小限で済みます。大規模な娯楽施設などは不要ですので、建設コストを抑えることが可能です。また、電子キーなどを取り入れやすく、フロントを省人化しやすいメリットもあります。ICTなどの機器も活用すれば、ホテル運営の省人化と効率化を実現可能です。
一方、宿泊特化ホテルは競合と差別化しにくい点が大きなデメリットとなります。設備や提供するサービスが最小限のため、ホテルの内装デザインや寝具など、細部で差別化を図る必要があります。
シティホテルは、観光やレジャーなど多様な宿泊ニーズに対応したホテルのことをいいます。シングルやダブル、ツインなど、さまざまな客室タイプを備えているほか、宿泊特化ホテルより設備も充実しています。そのため、幅広い宿泊ニーズに対応したホテルを建設したい方に適しています。
シティホテルのメリットは以下のとおりです。
シティホテルは多彩な客室タイプを備えるため、ビジネスや観光など多様な宿泊ニーズに対応できます。また、レストランや宴会場、娯楽施設など、施設やサービス面で競合と差別化しやすいことも強みです。
一方、シティホテルは客室タイプ・設備が多岐にわたるため、初期投資額が膨らんでしまう場合があります。投資する場合、資金に余力を持たせることが大切です。
また、高級路線化した場合、リゾートヴィラやコンドミニアムとの競合が発生することがあります。競合を避けるためには、立地や宿泊料金など、他のホテルタイプとは異なる部分での差別化が求められます。
アイムホームは、住宅建設から土地活用まで幅広く事業を展開、大手高級リゾートホテル建設も手掛ける、沖縄の総合建設会社です。
土地探しから運営まで一貫して手掛ける投資用コンドミニアム事業(コルディオプレミアム)では、沖縄の風土や観光市場に精通したアイムホームが高品質な建物と効果的な運営ノウハウにより、オーナー目線で安定収益をサポート。「事業委託/利益シェアモデル」という新しい運用スタイルで、売上利益の70%をオーナーに配分しています。