2025年7月に沖縄でオープン予定の新テーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」。同施設が地域にもたらす経済効果や、ホテル投資に与える影響についてまとめました。
JUNGLIAは、沖縄北部における新しい観光スポットとして大きな注目を集めています。沖縄は、自然を活かした観光地やリゾート地は多い反面、アトラクションなどを楽しめるテーマパーク型の観光スポットは多いとはいえません。
JUNGLIAは、このような状況の中で誕生する本格的なテーマパーク型施設です。新たな観光スポットとして注目を集めるほか、周辺エリアの観光客の増加も期待されています。
JUNGLIAは沖縄に大きな経済効果をもたらすことが予想されます。例えば、宿泊客が増えることによる宿泊業が活性化するほか、観光客の飲食や土産物購入に伴って飲食業・小売業に経済効果が波及する可能性があります。
また、レンタカーやバス・タクシーなど、レンタカー業や公共交通などにも影響することが考えられます。
JANGLIAは家族で楽しめるテーマパークのため、家族連れなどのファミリー層の観光客が増えることも期待されます。観光業においては、家族で楽しめる体験型観光など、ファミリー向けの商品・サービスが活況を帯びる可能性もあります。
一方、ホテルでも家族向けの宿泊プランを打ち出すなど、ファミリー層をターゲットにしたサービスが登場することが考えられます。
JUNGLIAが開業する沖縄では、近年ホテルの新規建設や開業が相次いでいます。主な理由は、コロナ禍後の観光業回復やインバウンド需要増加などに伴うものですが、JUNGLIAの開業も少なからず影響しています。
JUNGLIAの開業によって観光客が増加すれば、周辺の宿泊ニーズも高まることが予想されます。結果的にJUNGLIAの開業はホテル投資にとってプラスの材料となります。
一方で注意しておきたいのが過剰供給や競争の激化です。ホテルの開業が相次いでいる沖縄は、全体的に客室の供給量が増加しています。そのため、以前と比較して客室の過剰供給の懸念が高まっており、エリアによっては競争に巻き込まれる可能性があります。
しかし、価格競争になってしまうと収益性が大きく低下します。競争を回避して生き残るためには、宿泊客のニーズを深堀りしたホテル投資戦略が必要です。他にはない宿泊体験・サービスを提供するなど、競合との差別化が求められます。
JUNGLIAは、ジャパンエンターテイメントが開発・運営するテーマパークです。今帰仁村と名護市にまたがるエリアに、2025年にオープンが予定されています。主に地域の自然を活かしたテーマパークで、さまざまなアトラクション・アクティビティを楽しめます。
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